みなさんこんにちは!
気温も上がり、日差しもだんだんと強くなってきましたね。
これからどんどん強くなる日差し、日焼けが気になりはじめます。
今回は夏の強い日差しに負けないよう、日焼け対策・予防についてお話したいと思います!
まず、日中受けている日差しによる紫外線には私たちにどんな影響があるのでしょう?
紫外線の影響
紫外線の代表的な影響として、「サンバーン」と「サンタン」があります。
「サンバーン」とは紫外線を浴びた数時間後に肌が赤くなる現象で、通常は2~3日程度で消えます。
「サンタン」は紫外線を浴びた数日後に肌が黒くなることです。サンバーンとは異なり、消えるまでに時間がかかってしまいます。
この二つの症状は誰もが経験したことがあると思います。
紫外線の強さは地域によって異なり、また過ごしている場所でも全く違ってきます。
強い紫外線を浴びた時にはサンバーンで皮膚に痛みが出るなど炎症が起こって腫瘍ができてしまったり、
シミやシワ、皮膚がんの原因になってしまうこともあるんです。
紫外線は肌だけではなく目にも影響を与えます。目に強い紫外線を浴びることで白内障のリスクになることもあるんです。
しかし、紫外線の影響は悪いことばかりではありません。
紫外線は骨の強化作用のあるビタミンDを作るのにかかせない要素なんです。ビタミンDはキノコや魚介類に含まれていますが、
食品だけで補うのは難しいので、骨の健康のためには紫外線を浴びることも大切だといえます。
ビタミンDの不足で骨が弱くなり、くる病や骨軟化症を招く可能性もあるんです。
紫外線はどんなところで強いのでしょう?
日によって異なりますが、紫外線が一番強くなる時期は6~8月で、時間帯はお昼の12時だといわれています。
天候によっても紫外線は大きく変化します。
1番紫外線が多いのは快晴で、快晴とはいかない晴れの日でも快晴と同じくらい紫外線が強くなっています。
次に多いのが曇りで、紫外線の強さは快晴の時の約60%になっています。また雨の日は約30%となります。
日陰に入ると日向の50%になります。
太陽が出ていないときにも紫外線は絶えず降り注いでいるんです。
私たちが注意しなければならないのは頭上からの紫外線だけではありません。
紫外線は地面に反射して下からでも私たちにあたっているんです!
アスファルト→約10% 水面、砂浜→約20~30% 新雪→約80%
このように紫外線の反射率は場所によって異なります。海やスキー場ではより多くの紫外線を浴びることになり、
普段の生活で完全に紫外線をうけないようにするのはとても難しいんです。
では次に日焼けの予防・対策に重要なものや注意していただきたい食べ物をご紹介します!
日焼けの予防に欠かせない栄養素
【皮膚や粘膜を健やかに保つビタミンA】
【紫外線を浴びることによって作られるメラニンの生成抑制するビタミンC】
【抗酸化作用を持ち、シミを予防するビタミンE】
これらのビタミンがバランスよく含まれている食べ物はトマト・いちご・さつまいも・ピーマンなどがあげられます。
これらは日焼けを予防してくれる効果を持つので、外出前の朝ごはんに取り入れるのがおすすめです!
注意したい食べ物
注意していただきたい食べ物が「ソラレン」を含む食べ物です。
「ソラレン」とは体内に紫外線のエネルギーを蓄積して皮膚などにダメージを与える光毒性物質です。
「ソラレン」を多く含む食べ物には、グレープフルーツ・レモン・オレンジなどの柑橘系や、
野菜だと、セロリ・にんじん・きゅうりなどがあります。
ソラレンを含む食べ物はなるべく紫外線が強い日の外出前などは控えるようにしましょう。
しかしソラレンを含んでいる柑橘類は日焼け予防に効果的なビタミンCも多く含んでいます。
なので柑橘類を食べるときは夕食に食べるのがおすすめです。
夕食後だと紫外線に当たることもなく、ビタミンも取れるのでしっかりと日焼け予防することができます!
スイカは夏の日焼け止め?!
夏に旬のスイカが日焼け予防・対策に活躍するんです!
スイカが赤いのはリコピンと呼ばれる色素のためです。このリコピンが高い抗酸化作用を持つため、紫外線によるシミやシワを防いでくれます。
他にもスイカはシルトラリンやシステインなどを含んでいます。
シルトラリンは紫外線によってコラーゲンが分解してしまうのを防ぐ効果があり、システインはメラニンの生成を抑制してくれるなど、
スイカには紫外線予防・対策ができる栄養が詰まっているんです!そのことからスイカは「食べる日焼け止め」ともいわれているんですよ♪
いかがでしたでしょうか!
日傘や日焼け止め、帽子など外から紫外線を守るのと同時に、内側からも紫外線に負けない体づくりを目指しましょう!