もうすぐ花粉の季節がやってきますね。
花粉症の方にとっては一年で最もつらいシーズンになります。
少しでも楽にこの季節をお過ごしいただくために
食事の面でのポイントをお伝えします!
ヨーグルトに含まれる乳酸菌の働きにより、
腸内環境が整い免疫機能改善が期待できます。
花粉症の人に一日200ml以上のヨーグルトを1年間摂取してもらったところ、
3割の人の症状が軽くなったという実験結果も報告されています。
ちなみにヨーグルトだけではあまり効果がなく、
野菜も一緒に食べることがポイントです。
レンコンは、フラボノイド類やムチン、タンニンを含み、
抗アレルギー作用、抗酸化作用、粘膜保護、抗炎症作用など
さまざまな作用を持ち合わせています。
また、豊富に含まれるポリフェノール(レンコン・フラボノイド)には、
アレルギー症状の原因とされるIgE抗体の産生を抑えたり、
肥満細胞からのヒスタミン放出を抑制する効果があります。
レンコンの力を最大限に活用するには細かくすることが重要であり、
みじん切りにしたり、すりおろしたりすると吸収がよいとされています。
油にはアレルギー反応を促進させるものと、抑制させるものがあります。
サラダ油や大豆油などのリノール酸は、
摂りすぎるとアレルギー反応を促進させてしまいますが、
えごま油や魚油などのαリノレン酸にはそうした働きを抑える効果があります。
リノール酸の悪影響を減らすためには、リノール酸とαリノレン酸の摂取割合を、
1:1~1:3にすることが望ましいとされています。
えごま油は、納豆に加えたり、みそ汁に入れると手軽に摂ることが出来ます。
トマトに含まれるリコピンを継続的に摂取することで
症状緩和に効果があるとされています。
このリコピンは生のトマトに比べて、加工品に3倍も多く含まれていますので、
花粉症対策で食べるなら生ではなく、トマトジュースや缶詰といった
加工品を食べるのがオススメです。
このほかにも、抗酸化ビタミンとして有名なビタミンA・C・Eを積極的に摂ることも
症状を緩和させる一つの方法です。
早めに対策をしてつらい季節に備えましょう!
↓やまかわ薬局のHPはこちら