桜も咲きはじめ春らしくなってきましたね。
気温の寒暖差が大きい日もあるので体調を崩されないようにしてください。
低栄養は食事の摂取量が減り、慢性的なたんぱく質やエネルギーが不足している状態を指します。健康で食事が摂れている方は低栄養の心配はありません。しかし、加齢や病気などで食欲が減りその状態が長期にわたると低栄養になる可能性があるので注意が必要です。
低栄養状態では免疫力が低下してしまいます。特に高齢者は、加齢による消化機能の低下、噛む力・飲み込む力の衰え、一人暮らしなどの環境の変化で食事量が減ることで、低栄養になりやすいといわれています。
ここで低栄養になっていないかチェックしてみましょう。
3つ以上当てはまる場合、低栄養である可能性があります。
誤嚥とは、本来なら食道へ送られる食べ物が気管に入ってしまうことです。食べ物や唾液に混じって細菌が肺まで到達すると炎症を起こし、誤嚥性肺炎になる危険性が高まります。高齢者の肺炎の多くは、この誤嚥性肺炎によるものといわれています。自分の噛む力、飲み込む力に合わせて、栄養バランスのとれた食事を工夫しましょう。
寝たまま食べたりせずに、テーブルなら椅子に腰かけるなど、正しい姿勢で食事しましょう。
顎を上げていると、食事が一気に喉に流れ、誤嚥しやすくなります。食べるときは顎をしっかり引いて食事をしましょう。
料理が軟らかくなるように加熱しましょう。
むせにくくなるようにとろみをつけましょう。
口に入れやすく、噛みやすいように一口大の大きさにしましょう。
パサパサしたもの(パン、焼き芋など)
喉にくっつきやすいもの(のり、わかめなど)
粘り気の強い、ねばねばしたもの(餅、納豆など)
低栄養を改善するにはバランスの良い食事が基本になります。食事量や栄養バランスに注意して、低栄養にならない食生活を心がけましょう。
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