朝夕がぐっと冷え込むようになりましたね。
みなさん風邪などひかれていませんか?
10月15日はきのこの日とされ、
今はきのこが美味しい季節です!
今日はきのこについてお話ししようと思います!
きのこは食物繊維、ビタミンD、ビタミンB類、ミネラルなどの栄養素を
豊富に含んだ低カロリー食品といえます。
食物繊維
腸の環境を整える
日本食品成分表によると、乾シイタケの食物繊維含有率は、40%強で乾燥重量当たりに換算しても大根やネギよりもはるかに多いです。したがって、きのこ類を食べると便通が良くなり、便秘の解消や予防効果が期待できます。
動脈硬化や高血圧を予防する
食事から摂った余分な脂肪分、塩分、糖分、添加物などを吸着して体の外に排出します。このはたらきがコレステロールを下げ、動脈硬化や高血圧の予防にもなると言われています。
ビタミンD
カルシウムの吸収を助ける
きのこは、筋肉、骨を丈夫にするビタミンDの元になる物質、エルゴステロールを多く含んでいます。ビタミンDはカルシウムの吸収量を増やすはたらきがあり、骨粗しょう症の緩和と予防に有効です。ビタミンDは紫外線を浴びると増えるため、料理には干ししいたけを活用するといいですね。
βグルカン
がん予防
免疫機能を回復させ、がん細胞の増殖を抑えるβグルカンという物質が、しいたけとまいたけには含まれており、特にまいたけにはたくさん含まれています。βグルカンは食物繊維と同じように腸をきれいにする効果があるため、大腸がんの予防にも役立ちます。
かさがキュッと締まって軸にハリがあり、乾いているものが新鮮とされています。
きのこは水で洗うと有効成分が損なわれやすいので、汚れがついていたら、ぬれタオルや指ではらうようにします。石づきは取り除きましょう。
きのこの有効成分や香り、歯ごたえを残すためにも、素早く加熱するとよいでしょう。
きのこは油を吸収しやすいので注意が必要です。炒め物のときなどは、少ない量の油で行うと脂質の摂りすぎを防げます。
また、保存するときは、適当な大きさに切って冷凍すると、きのこの成分が出てきやすく、体に吸収されやすいのでおすすめです。
きのこはくせがなく、どんな料理にも使える食材です。
毒キノコには注意して、食卓でも秋を満喫しましょう!
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