痛みは、喉に炎症がある証拠!

痛みには、主に炎症や刺激が関係します。喉が痛いということは、そこが感染などにより炎症や刺激が発生している可能性があります。

喉は口や鼻と繋がっているために外部からの細菌やウイルス・異物が入り込みやすい環境にあります。そのため、からだの疲れや環境の変化などでのどの粘膜の抵抗力が低くなると、すぐに細菌感染をおこしてしまいます。

のどは咽頭ともいい、急性咽頭炎と慢性咽頭炎に分けられます。急性咽頭炎はいわゆる「のど風邪」で、風邪などを原因とし、咽頭粘膜の抵抗力が弱まったときに細菌感染をおこすものです。慢性の咽頭炎は、急性咽頭炎をくり返したり、副鼻腔に炎症があるために鼻水がのどに流れ込むことなどによっておこります。このほか、咽頭の粘膜で発達したリンパ組織である扁桃が過労やアレルギーなどの影響を受けてウイルス感染する扁桃炎なども、のどの痛みの症状として知られています。