みなさんこんにちは!
少しずつ暖かくなってきて、春を感じられるようになってきましたね。
手洗い・うがい・消毒を常に心掛けて、感染対策をしっかりしていきましょう。
今回は、3月から6月頃にかけて、スーパーなどでよく見かけるようになる
春キャベツ についてご紹介します!
春キャベツは、秋に種を植えて春に収穫されるキャベツです。
小さめの球体で、葉は黄緑が濃く、
水分が多いため、葉は薄くて柔らかく加熱すると甘みが出るのが特徴です。
★栄養素について★
栄養素は、
ビタミンC・ビタミンK・ビタミンU(キャベジン)・カリウム
が、多く含まれています!
春キャベツのビタミンは、冬キャベツよりも多く
生で食べやすいためキャベツに含まれる水溶性ビタミンも
効率良く摂取することができます!
◆ビタミンC
ビタミンCは、皮膚の老化防止やストレス・疲れの軽減、
免疫力を高めて感染症の予防などの効果が期待できる 抗酸化ビタミン です!
春キャベツは、冬キャベツに比べてビタミンCの含有量が2倍~3倍もあるんです!
さらに、他のビタミンやミネラルと一緒に摂取することで効果がアップするので、おすすめです。
例えば、
「鉄」と一緒に摂取すると、野菜に多く含まれる 非ヘム鉄の吸収率 が上がり、
「カルシウム」と合わせると 骨密度 が高まったりします。
キャベツのビタミンCは、外葉が最も多く、
次に芯の中心部分の若い葉である芯葉に多く含まれています。
ビタミンCは水溶性で、水に溶けやすく、熱に弱いため、
切る前にキャベツを洗って、火を通さずにそのまま生で食べた方が栄養があります。
◆ビタミンK
ビタミンKには、血液凝固作用という血液を固まらせて止血する働きがあります。
他にも、カルシウムを骨に沈着させやすくするという働きもあるため、
丈夫な骨を作るのに欠かせないビタミンです!
◆ビタミンU 別名『キャベジン』
ビタミンU (キャベジン) は、胃の粘膜の修復を促進したり、
過剰な胃酸の分泌を抑えたりする作用があり、
胃潰瘍の予防・改善の効果が期待されるビタミンです!
芯や内側の葉になるほど、多く含まれています。
◆カリウム
カリウムは塩分であるナトリウムの排出を促す作用があります。
そのため、むくみの解消や高血圧を予防してくれます。
日本人の食事は、塩分過多な傾向があるため、特にカリウムを多く含む食品を食べると良いです。
ビタミンCと同じように水に溶けやすい水溶性なので、生食など栄養素を減らさない食べ方が適しています。
水で洗ったり、さらしたりする時にも流れ出やすいため、
外側の葉から1枚ずつ取って、さっと洗ってから切ると、流出を最小限に抑えられるのでおすすめです!
★選び方のポイント★
旬の美味しい春キャベツの選び方は、芯に注目してください!!
芯の切り口が小さく、巻きのゆるい「ふわっとレタス」のようなものが、
柔らかくて美味しいです。
また、葉が鮮やかな緑・黄緑色で全体にツヤとハリがあるものがおすすめです!
【選び方メモ】
- 葉の巻きがゆるい
- 持った時に、大きさの割に軽い
- 芯や芯の切り口が小さい
- 表面にツヤがある(古くなるとなくなる)
- 葉が鮮やかな緑・黄緑色をしている
- ハリと弾力がある
冬に出回る 冬キャベツ は、持った時にずっしり重いものを選びますが、
春キャベツ はその逆なので選ぶときには注意してみてください!
★春キャベツおすすめ簡単レシピ★
生で美味しく栄養素を逃がさない、
「春キャベツとツナのやみつきサラダ」 をご紹介します!
2ステップですぐに出来るのでみなさんも試してみてくださいね!
1.キャベツをざく切りにして、ツナは油を切ります。
2.ボウルに全ての材料を入れて混ぜたら完成です!
あっという間に出来てしかも、生で食べるので
春キャベツの大事な栄養素も逃さない簡単サラダです!
この春は、旬の春キャベツを使って
バランス良く栄養を摂って健康な身体を維持していきましょう!
↓やまかわ薬局 HPはこちらから!