日に日に暖かく、春の気配を感じますね!
みなさんは、「8020運動」という言葉を聞いたことがありますか?
これは、80歳になっても自分の歯を20本以上保とうという運動の標語です。
親知らずを除く28本の歯のうち、少なくとも20本以上自分の歯があれば、
ほとんどの食物を噛み砕くことができ美味しく食べられることから、このような運動が広まっています。
私たちが生きていく中で、食べることはとても重要です。
そのためになくてはならないのが『歯』ですが、実は、歯の寿命は長くなった平均寿命に追いついていません。
歯を失う2大原因と言われているのが、「歯周病」と「むし歯」です。
中でも歯周病は、生活習慣病に位置付けられ、糖尿病、心臓病と同様に注意が必要です。
次の質問にあてはまる項目をチェックしてみましょう。
□ 歯ぐきに赤くはれた部分がある。
□ 口臭が何となく気になる。
□ 歯ぐきがやせてきた感じがする。
□ 歯と歯の間にものがつまりやすい。
□ 歯を磨いたあと、歯ブラシに血がついたり、すすいだ水に血が混じることがある。
□ 歯と歯の間の歯ぐきが、鋭角的な三角形ではなく、おむすび形になっている部分が ある。
□ ときどき、歯が浮いたような感じがする。
□ 指でさわってみて、少しグラつく歯がある。
□ 歯ぐきから膿が出たことがある。
0項目であれば、今のところ心配はありません。引き続き、健康な状態を保っていきましょう。
3~5項目以上なら、初期あるいは、中期歯周炎以上に歯周病が進行している恐れがあります。
できるだけ早めに歯科に行きましょう。
私たち日本人はどのくらいの割合で歯周病にかかっているのでしょうか
年齢でみると、歯ぐきに炎症がみられる人のピークは45~54歳で、88%です。
また、驚くべきことに、若年層の歯ぐきでは、
5~14歳の36%、15~24歳の66%の歯ぐきに炎症がみられます。
このことは、歯周病が決して中高年層の病気ではなく、若いうちからの予防が大切であるということを示しています。
◎カルシウム
乳製品、大豆製品、イワシの丸干しなど
◎食物繊維
玄米、きのこ類、こんにゃく、切り干し大根、ごぼうなど
歯は健康のバロメーターとも呼ばれています。
これからも長く食事を楽しんでいくために、
歯を大切にしていきましょう!
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