毎日暑い日が続きますね・・・( ˘ω˘ )
さて、今回は美容、健康の強い味方!ケイ素についてお話していこうと思います!
ケイ素とは太古の昔の淡水や海水に生息する細菌やバクテリアなどの微生物、プランクトン、昆布、海苔などの藻類が化石となってできたもので、岩石や土壌、粘土などを構成している元素のことを指します。
ケイ素は、ケイ酸塩として皮膚や骨、毛髪、爪、血管、細胞壁など、人の身体の様々な部位に含まれており、なかでも皮膚への含有量が一番多いとされています。
ケイ素の主な体内での働きとして
●全身の組織、臓器の細胞の材料になる
●強い抗酸化力で活性酸素の害を除去する
などがあります。
体内に含まれるケイ素は血管の傷を修復して再生させ、しなやかで丈夫な血管の材料になります。また、肌の保湿、骨や毛髪、爪、コラーゲンの再生などを手助けしてくれています。
つまり健やかな血管、素肌や強い骨、しなやかな髪には、ケイ素の働きが少なからず関係しているというわけです。
特に肌の弾力を保つのに必要なエラスチンや、潤い成分であるヒアルロン酸を結びつけ肌を丈夫にしてくれる働きがあるため、健やかな肌には必要不可欠な成分と言えます。
また強い抗酸化力はアンチエイジングの味方であり、細菌の繁殖を抑えるため、殺菌力、静菌力につながり、結果として免疫力の向上をもたらします。
体内でケイ素不足が顕著になるとまず爪に表れます。
ケイ素不足になった爪は縦線が入りガサガサ、爪が伸びても二枚爪になり割れやすくなります。
さらに髪の毛にハリ、コシがなくぱさぱさ、枝毛、切れ毛、抜け毛などもケイ素不足の影響があるといえます。
食事に含まれるケイ素
ケイ素の一日の摂取目安量は30mg前後と言われています。
しかし個人差もあるため、成人が一日に消費する10mgから40mgくらいの
幅を目安に摂取を考えておくとよいでしょう。
ケイ素含む食品一覧(食品100g中のケイ素含有量:mg)
穀類
- キビ…500
- 小麦…160
- トウモロコシ…20
- 玄米…5
- 精白米…0.5
野菜類
- ジャガイモ…200
- アスパラガス…18
魚介・海藻類
- あお海苔…62
- ひじき…10
- 乾燥わかめ…7
- 番茶…10
- ほうじ茶…7
- ウーロン茶…6
ケイ素は、摂取後約6時間で尿になって排出されてしまいます。そのため、一度にたくさん摂取してもあまり意味がありません。
ドラッグストアなどで販売されているケイ素水から摂取する場合、適度な濃度のものを少しずつ、回数を増やして飲むのが効果的です。
日々の生活で食事から1日に必要なケイ素を摂取しつづけるのは非常に困難なため、サプリメントなどの健康食品や化粧品などからケイ素を取り入れることもおすすめです。
また、日頃からケイ素だけでなく、栄養バランスの優れた食生活を心がけることは大事にしましょう。