今回のテーマは、「脱水」です
今回は高齢者の方の脱水について考えていきたいと思います
高齢者の方は脱水症になりやすいと言われますが、それは何故なのでしょうか?
水分は主に筋肉に蓄えられています
年齢を重ねると、筋肉量が減るとともに、体内の水分量も失われます
つまり、体の中の水分量が少なくなるため、若い頃より脱水症になりやすいといえます
年齢とともに腎臓の機能が低下していきます
腎臓の機能が低下すると、老廃物を排出するためにより多くの尿量が必要になり、体の水分も失われやすくなります
年齢を重ねると、感覚機能も低下するため、体の中の水分が不足していても喉の渇きをおぼえにくくなるという傾向があります
そのため、周囲の人が意識して水分摂取を促さないと、水分摂取量が不足してしまう可能性が高くなります
水分は、体内でさまざまな役割を担っています
◎血液として栄養素を全身に運び、汗や尿として老廃物を体外に出す
といった重要な役割があります
そのため、水分が不足してしまうと体の様々な部分に支障が出てくる可能性があります
健康に過ごすためには、水分補給が必要不可欠なのです!
介護を必要とする高齢者の方の中には、できるだけオムツをしたくない等の理由から水分摂取を控える方もいます
このようなことは、脱水症になる危険性を高めるため注意が必要です
介護をされている方は、きちんと水分摂取をしてもらうように工夫をしましょう
緑茶、紅茶、コーヒー、オレンジジュース、スポーツドリンク等、比較的よく飲んでいる飲み物を把握し、いつでも飲めるようにしておくという方法があります
食事をした後に家族と一緒にお茶を飲む、老人クラブや趣味のグループに参加した時に友人たちと一緒にお茶を飲む等、誰かと一緒にお茶を飲む機会を増やすことを考えてみましょう
ゼリー等、水分量の多いものをおやつに取り入れることも水分摂取には効果的です
高齢者の方が1回に飲む水分の量は、それほど多くはありません
介護をされている方は、水分不足になっていないか常にチェックしておくことが大切です
水分が不足している時は、口の渇き、舌や皮膚の乾燥、頭痛や発熱、血圧降下等の症状があらわれるため注意が必要です
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下痢や嘔吐、発熱による脱水状態の時にもおすすめです
ポイントを参考にして、上手に水分補給を行いましょう!
気になることがあれば、かかりつけの病院や薬局で相談しましょう
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