見えない油にご注意を! | やまかわ薬局

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2020年12月25日

見えない油にご注意を!

 

みなさんこんにちは!

 

年末のイラスト「クマと猫とコタツ」

 

12月に入り、だんだんと冬らしくなってきましたね。

冬はクリスマスやお正月などイベントが多く

ついつい食べすぎてしまいがち…

その時に意識してもらいたいのがです!

「油」と聞くと、太る!体によくない!などの

悪いイメージが浮かぶ方も多いと思います。

 

ダイエットのイラスト「体重計・女性」

 

油は、栄養学的にいうと「脂質」にあたります。

脂質は「エネルギー産生栄養素」の一つで

炭水化物やたんぱく質とともにエネルギー源となります。

 

脂質にはその他にも

 ホルモンや細胞膜の材料となる

 皮下脂肪として内臓を守る

 皮下脂肪として体温を維持し、冷えから守る

 脂溶性ビタミンの吸収を助ける

 肌のうるおいを保つ

 

などの働きがあります。

 

このように脂質は私たちの生活には必要不可欠な栄養素です。

脂質は3食食事を摂っていれば不足することはあまりないですが

現代の食生活では、脂質の過剰摂取が問題となっています。

 

脂質の摂りすぎは

エネルギー過多による肥満、脂質異常症、動脈硬化

狭心症、脳卒中などの生活習慣病にかかるリスクを高めます。

 

油には見える油見えない油があることを

ご存じでしょうか?

 

 

見える油とは

植物油やバターなど、調理に使う油

脂質のイラスト(栄養素)

・植物油(サラダ油、オリーブ油、ごま油、アマニ油など)

・バター

・マーガリン

・牛脂

・ラード

・マヨネーズ など

 

 

見えない油とは

食品に元々含まれていたり、何かに混ざっていて

食べるときには目に見えない油

スナック菓子・ジャンクフードのイラスト

・肉や魚に含まれる脂質

・乳製品に含まれる脂質

・ごま、ナッツ、アボカドなどに含まれる脂質

・揚げ物に含まれる脂質

・お菓子やパンに含まれる油

・インスタント食品などに含まれる油

・カレーやシチューのルウ など

 

 

トーストを例にしてみると…

 

パン・トーストのイラスト

 

パンに塗っているバターは 見える油

パンに元々含まれている油が 見えない油 です。

 

見えない油の例を見てみると、無意識のうちに油を

摂りすぎているかも…と感じた方も多いのではないでしょうか?

 

私たちは、脂質の摂取量の8割見えない油から

のこりの2割を見える油から摂っていると言われています。

 

見えない油には中性脂肪やコレステロールを増やすと

言われている脂肪酸が多く含まれています。

油を摂り過ぎないために、特に 見えない油 に気を付けましょう。

 

料理の「揚げる」のイラスト(唐揚げ)

 

< 油を控えるポイント>

 

調理法や食材の部位を気にしましょう

茹でる、蒸すなど油を使わなくていい調理法も使用しましょう。

肉類は、脂身の多いものより赤身を選ぶなど食材の部位も気にしましょう。

 

油は計って使いましょう

油は1gあたり、9kcalのエネルギーがあります。

大さじ1杯だと 12g×9kcal=108kcal

というように計算ができます。

目分量だとついつい多く使ってしまうので、なるべく計って使用しましょう。

 

主食はパンよりもごはんを選びましょう

パンには見えない油が含まれていて、食べる際も

バターやマーガリンなどの見える油を使用することが多いです。

一方でごはんはお茶碗1杯で脂質が0.5gと見えない油も少ないです。

合わせるおかずも和食だと脂質が少ないため、見える油も少なくすみます。

 

栄養成分表示をチェックしましょう

パッケージに記載されている栄養成分表示の「脂質」をチェックしましょう。

見えない油を表しているため、食品を選ぶときの参考にしましょう。

 

油とうまく付き合って、よい年末年始をお過ごしください ♪

 

年越しそばを食べる動物のイラスト

 

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